BPS
2024.11.13
BPS(1株当たり純資産)とは、企業の純資産を発行済株式数で割ったもので、1株がどれだけの純資産を保有しているかを示す指標です。企業の財務状況を分析する上で重要な指標の一つであり、株価との比較によって企業の価値や投資の魅力度を判断する材料となります。
BPSは、以下の計算式で算出されます。
BPS = 純資産 ÷ 発行済株式数
企業の資産から負債を差し引いた純資産を発行済株式数で割ることで算出されます。つまり、BPSが高いほど、1株あたりの純資産が多いことを意味し、企業の財務状況が良好であると判断できます。BPSは、株価との比較によって企業の価値や投資の魅力度を判断する材料となります。例えば、BPSが株価を上回っている場合は、企業の純資産が株価よりも高いことを意味し、割安な銘柄と判断できます。
BPSは、企業の財務状況を分析する上で重要な指標の一つですが、単独で判断することはできません。他の指標とあわせて総合的に判断することが重要です。